冬景色/文部省唱歌 楽譜|アルト・テナーサックス/フルート Sax/Flute/ドレミ付き in C・E♭・B♭

冬景色/文部省唱歌の楽譜のサンプル画像

文部省唱歌「冬景色」を、フルート・アルトサックス・テナーサックス用にアレンジしたドレミ付き楽譜です。
Sax(A.sax/T.sax)、Flute に対応しており、in C・E♭・B♭の移調譜をご用意しています。

ドレミ付きの初心者用楽譜

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曲紹介

「冬景色」は、1913年(大正2年)に刊行された『尋常小学唱歌 第五学年用』に収録された文部省唱歌です。作詞・作曲者はいずれも不詳とされ、日本の冬の始まりの一日を、朝・昼・夕方という時間の流れの中で叙情的に描いた作品として知られています。

「さ霧消ゆる」で始まる第1節では港辺の静かな冬の朝、第2節では麦踏みをする田園の昼、第3節では時雨に包まれる里の夕景が歌われ、文語体ならではの美しい言葉遣いとともに、日本の原風景が丁寧に描写されています。2007年には「日本の歌百選」にも選ばれ、現在も学校教育やコンサートで親しまれている唱歌です。

演奏上のアドバイス

3/4拍子の穏やかな旋律で構成されており、全体的な難易度は高くありませんが、三拍子に慣れていない場合はリズムの流れに注意しましょう。拍の重心が自然に円を描くようなイメージで吹くと、歌いやすくなります。

ドレミ付きの楽譜のため、初心者の方が音程確認をしながら練習するのに適しています。フレーズごとに息をたっぷり使い、情景が静かに移り変わっていく様子を意識すると、唱歌らしい落ち着いた表現になります。

演奏動画

以下のカラオケ音源に合わせて演奏できます。フレーズの流れやテンポ感の参考としてご活用ください。

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まとめ

「冬景色」は、日本の冬の始まりを静かに描いた文部省唱歌の名作です。サックスやフルートでやさしく息を流し、情景が目に浮かぶような落ち着いた演奏を楽しんでみてください。